飯田 健二 / IIDA, Kenji
学位:
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- 博士(工学)(京都大学 2012年)
- 博士論文「Systematic understanding of chemical process in solution
(溶液内化学過程についての系統的理解)」
- 修士(工学)
- 修士論文「溶液内における化学反応と軌道エネルギーの理論的考察」
- 卒業論文「水中のCO2+ OH-→HCO3-の溶媒和効果に対する理論的研究」
略歴
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- 2002年 大阪府立茨木高等学校卒業
- 2003年 京都大学工学部工業化学科入学
- 2007年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻入学
- 2009年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻修士課程修了
- 2009年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士後期課程進学
- 2009年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
- 2012年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士後期課程修了
受賞
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- 2008年 第31回溶液化学シンポジウム・ポスター賞
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「アミンによる二酸化炭素吸着についての理論的研究」
- 2009年 第32回溶液化学シンポジウム・ポスター賞
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「単原子分子水溶液の並進エントロピーの濃度依存性における水の役割」
- 2010年 第4回 分子科学討論会・ポスター賞
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「積分方程式理論を用いた固液界面の理論的研究 ~2D Polymer RISM方程式の導出と応用~」
発表論文
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“The barrier origin on the reaction of CO2+ OH- in aqueous solution”
K. Iida, D. Yokogawa, H. Sato, and S. Sakaki,
Chem. Phys. Lett. 443, 264-268 (2007).
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“A systematic understanding of orbital energy shift in polar solvent”
K. Iida, D. Yokogawa, H. Sato, and S. Sakaki,
J. Chem. Phys. 130, 044107 (2009).
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“Carbon dioxide capture at the molecular level”
K. Iida, D. Yokogawa, A. Ikeda, H. Sato, and S. Sakaki,
Phys. Chem. Chem. Phys. 11, 8556 (2009).
- “A two-dimensional-reference interaction site model theory for solvation structure near solid-liquid interface”
K. Iida and H. Sato,
J. Chem. Phys. 135, 244702 (2011).
- “Theoretical study on ionization process in aqueous solution”
K. Iida and H. Sato,
J. Chem. Phys. 136, 144510 (2012).
- “Proton transfer step in the carbon dioxide capture by monoethanol amine: A theoretical study at the molecular level”
K. Iida and H. Sato,
J. Phys. Chem. B 116, 2244-2248 (2012).
- “A theory for time-dependent solvation structure near solid-liquid interface”
K. Iida and H. Sato,
J. Chem. Phys. 136, 244502 (2012).
- “An extended formula of site-site Smoluchowski-Vlasov equation for electrolyte solution and infinitely dilute solution”
K. Iida and H. Sato,
J. Chem. Phys. 137, 034506 (2012).
学会発表
口頭発表
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「水中のCO2+ OH-→HCO3-の溶媒和効果に対する理論的研究」
日本化学会第87春季年会(2007、3月、大阪)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「溶媒和による軌道エネルギー変化」
日本化学会第88春季年会(2008、3月、東京)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 池田昌司, 佐藤 啓文, 榊茂好
「水中でのエタノールアミンによる二酸化炭素の回収」
第12回 理論化学討論会 (2009、5月、東京)
- Kenji Iida, Yokogawa Daisuke, Atsushi Ikeda, Hirofumi Sato, Shigeyoshi Sakaki
「Insight on carbon dioxide capture at molecular level」
EMLG-JMLG Annual Meeting 2009 (2009、9月、Austria, Salzburg)
- 飯田 健二, 佐藤 啓文
「2D-RISM方程式の開発と固液界面への応用」
第33回溶液化学シンポジウム (2010、11月、京都)
ポスター発表
- Kenji Iida, Yokogawa Daisuke, Hirofumi Sato, Shigeyoshi Sakaki
“Solvation Effect in the Reaction of CO2+ OH-→HCO3-”
第4回「水と生体分子」公開ワークショップ (2007, 1月, 京都)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「水中の重炭酸イオン生成に関する理論研究」
第10回 理論化学討論会 (2007年5月、愛知)
- Kenji Iida, Yokogawa Daisuke, Hirofumi Sato, Shigeyoshi Sakaki
“The barrier origin on the reaction of CO2+ OH- in aqueous solution”
Joint Conference of JMLG/EMLG Meeting 2007
and 30th Symposium on Solution Chemistry of Japan (November, 2007. Fukuoka)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「溶媒和による軌道エネルギーのシフト-統一的理解と予測- 」
第11回 理論化学討論会 (2008年5月,横浜)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「溶媒和による電子状態変化〜イオン化ポテンシャル〜」
第2回分子科学討論会(2008年9月,福岡)
- 飯田 健二, 横川 大輔, 佐藤 啓文, 榊茂好
「アミンによる二酸化炭素吸着についての理論的研究」
第31回溶液化学シンポジウム (2008年11月,大阪)
- 飯田 健二,城戸 健太朗, 佐藤 啓文, 榊 茂好
「 LiI, NaI, KI水溶液の並進エントロピーの濃度依存性~水の役割~」 第3回 分子科学討論会 (2009年9月,愛知)
- 飯田 健二,城戸 健太朗, 佐藤 啓文, 榊 茂好
「単原子分子水溶液の並進エントロピーの濃度依存性における水の役割」 第32回 溶液化学シンポジウム (2009年11月,新潟)
- 飯田 健二, 佐藤 啓文, 榊 茂好
「水中におけるイオン化過程についての理論的研究」 第13回理論化学討論会 (2010年5月,北海道)
- 飯田 健二, 佐藤 啓文
「積分方程式理論を用いた固液界面の理論的研究 ~2D Polymer RISM方程式の導出と応用~」 第4回 分子科学討論会 (2010年9月,大阪)
趣味
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- 最終更新:2012年9月1日
開設:2005年4月20日